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ふとんと空気層の温度

グースの飼育農場

布団の空気層

快適な寝床を作るには、布団の中の空気層の温度と湿度をコントロールすることにより実現できます。

布団の空気層とは

布団の空気層とは、体と室内の空気とを遮断する層のことです。冬場は暖かい体温と冷たい室温の間で熱の移動を遮断する層の事です。夏場にもエアコンを使う事を想定すると同じ事がいえます。

布団の中の空気層は、綿とか羽毛の間にある空気の事です。ただ単に層を作るのだけであれば、布団に風船を入れれば良いわけです。 ただ風船のなかの空気は温度差があると対流するので、風船の外に熱(温度差)を伝えてしまいます。言いかえれば熱は奪われてしまいます。

空気層をコントロール

布団の中の空気層の温度と湿度をどのようにコントロールするかは、空気の対流をコントロールすることです。空気が移動することで熱と湿気の移動がおこります。

綿の布団であれば綿の繊維の1本1本の隙間を縫うように空気は移動します。ムートンシーツなども同様です。うもうの場合は羽枝の開閉により空気の移動量がコントロールされています。

充填素材の熱伝導

布団の空気層には、綿繊維とか羊毛布団であればウール繊維、真綿であればシルク繊維、羽毛であればダウンボールが充填されています。この素材が空気の流れ(熱の流れ)をせき止めているのです。

充填素材は空気の流れを堰き止めるだけではありません。素材自体が熱を伝導しています。素材毎に熱伝導率が異なるので布団の保温力は異なります。また充填量によっても保温力に違いが出ます。

充填素材の保温力

例えば、綿繊維の場合だと繊維の内部は竹のように空気が存在しています。この空気が熱を蓄える事により布団の全体の保温力にも違いが出ます。ムートンパッドでは毛の密度と長さにより保温力が異なります。

布団の空気層と寝心地

布団の空気層は、充填素材が空気の対流を堰き止めたり、素材自体が熱を貯めたり伝えたりする事で、外気温との温度差をキープしています。素材のもつ特徴と量により空気層がもつ保温力に違いが出ます。

素材が作りだす空気層の保温力の差で、夏向きの寝具、端境期の寝具であったり冬向きの寝具になっています。断熱効果であったり放熱に役立つ熱伝導であったりします。 一例としては麻の熱伝導率は一定の保温力と熱伝導率による放熱という相反する特徴を持っています。またムートンなども適度な断熱と保温効果をもつため夏にも気持ちよく使う事ができます。